2 -
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
Parts catalogue
重要
本セクション内で参照番号が太字で記載されている部品は、この分解図の部品と同一部品である事を示します。太字の参照番号の部品は、本文中の図には記載されていません。
ステアリングベアリングの遊び調整
注記
ステアリングベアリングの遊び調整については、セクションD4のステアリングベアリングの遊び調整を参照してください。
 
不具合が継続する場合はステアリングベアリング(5)(6)の摩耗を点検し、本セクションの「ステアリングヘッド構成部品の分解」の記載に従い必要に応じて交換します。
ステアリングアングルの調整
ナット(11)を緩めます。
ボトムヨーク両側の調整スクリュー(10) を緩めます。
ボトムヨークの最高部にあり、フォークのスリーブに取り付けた調整済みのシム(A)15 mm、またはゲージを使用します。
シム(A)がフレーム上部チューブに当たるまで、フロントフォークを右に回します。
左側(ステアリングサイドの反対側)にある調整スクリュー(10)を、ステアリングチューブのストッパーに当たるまで締めます。
ナット(11)のスレッドにネジロック剤を塗布します。
ストッパースクリュー(10)をそののままに保ち、ナット(11)を締めます。
フォーク一式を反対側に回します。もう一方のスクリューも同様に調整し、ナットを締めます。
ステアリングヘッド構成部品の分解
参考
ステアリングヘッドとボトムヨークに固定されている全ての部品は、配線類やボーデンケーブルを含めて、作業の邪魔にならない場合限り、取り付けたままで作業を実施して構いません。
 
ステアリングヘッド(2)に固定しているスクリュー(13)を外し、ヘッドランプフェアリング(12)を取り外します。
車両の前側に向かってヘッドランプサポート(12)を抜き、ヘッドランプユニットの配線を切り離します(セクションP1、フレーム上の配線)。
ヘッドランプサポート(12)を取り外します。
リングナット(3)~ステアリングヘッド (2) 固定スクリュー(1)を緩めます。
ステアリングヘッド(2)を抜き取ります。
ツール(部品番号:88713.1058)を使用して、リングナット(3)を緩め、ステアリングシャフトから取り外します。
ステアリングシャフトからオイルシール(4)、インナーリング(A)および上部ベアリング(5)ボールリング(B)を取り外します。
ボトムヨーク(9) をシャフトと共に、ステアリングチューブから抜き出します。
ロアベアリング(6)のボールリング(B)を取り外します。
ロアベアリング(6)のインナーリング(A)およびオイルシール(7)は、シャフトに取り付けられている状態です。
図のタイプのユニバーサルプーラーを使用し、ベースを損傷しないように十分注意して、インナーリング(A)とスペーサー(8)をステアリングシャフトから取り外します。
重要
取り外したベアリング(5)(6)、オイルシール(4)、(7)は再使用できません。
 
適切なドリフトを使用して、ベアリングのアウターリング(C)をステアリングチューブから取り外します。作業は慎重に行ない、リング取り付け位置を傷付けないよう注意してください。
ステアリングチューブ構成部品の取り付け
重要
チューブのベアリング(5)(6)は同一のものですが、構成部品を混同しないでください。
 
すべての接触面を清掃し、推奨グリースで潤滑します。
ツール(部品番号: 88713.1062 )を使用して、以下の手順に従い、ベアリング(5) 、(6) のアウターリング(C)をステアリングチューブに取り付けます。
ステアリングチューブを150℃に加熱します。
ステアリングチューブ内の取り付け位置に、アウターリング(C)を正しく配置します。
ツールのネジ穴付き固定ブッシュ(D)をロアリングに取り付けます。
もうひとつの可動ブッシュ(E)をツールロッド上端部に取り付け、上部ベアリングリングにしっかり取り付けます。
ナットを締め(F) 、レンチを使ってアウターリング(C)をフレームのステアリングチューブに押し当てます。
ベアリングが取り付け位置に落ち着くように、ステアリングチューブが冷却してからツールを取り外してください。
ステアリングシャフトに、ワッシャー(8) 、縁を上に向けたオイルシール(7)、120℃で約10分間加熱したロアベアリング(6)のインナーリング(A)を取り付けます。
ステアリングシャフトにドリフト(部品番号: 88713.1072)を取り付けます。 インナーリング(A)をオイルシール(7)に最低10~15秒間手で押し付けます。
インナーリング(A)に規定グリースを塗布します。
ステアリングシャフトに、ケージ小径側が上に向くようにしたボールリング(B)を取り付け、グリースを塗布します。
ステアリングシャフトをステアリングチューブに挿入し、完全に入るまで押します。
フレームにボトムヨークアッセンブリー(9)を取り付けます。
フレームのアッパーアウターリング(C)に、グリースを塗布したボールリング(B)を取り付けます。
大径側が上に向くようにした上部ベアリング(5)のインナーリング(A)をチューブに取り付けます。
平面部を上に向け、シール(4)を取り付けます。
リングナット(3)にグリースを塗布し、オイルシール(4)に当るまで調整リングナット(3)を手でねじ込みます。
調整リングナット(3) に専用ブッシュ(部品番号: 88713.1058)を取り付け、ブッシュにトルクレンチを取り付けます。
リングナット(3)を規定トルクで締め付けます(セクションC3、フレーム締め付けトルク一覧表)。
フォークレッグのクランプ穴がボトムヨークと合うように、リングナット(3)上にステアリングヘッド(2)を取り付けます。 セクションG2「フロントフォークの取り付け(1100S)/フロントフォークの取り付け(1100)」の記載に従い、フォークレッグを取り付けます。
スクリュー(1)にグリースを塗布します。
ステアリングヘッドにスクリュー(1)を規定トルクで締め付けます(セクションC3、フレーム締め付けトルク一覧表)。
ヘッドランプユニットの配線を接続します(セクションP1、フレーム上の配線)。
ヘッドランプサポート(12)を取り付け、スクリュー(13)を規定トルクで締め付けます(セクションC3、フレーム締め付けトルク一覧表)。