1 -
フロントホイール
1
ナット
2
スクリュー
3
スペーサー
4
シール
5
ベアリング
6
インナースペーサー
7
バルブ
8
フロントホイールシャフト
9
フロントホイールリム
Spare parts catalogue
Front fork
Front and rear wheels
重要
本セクション内で参照番号が太字で記載されている部品は、この分解図の部品と同一部品である事を示します。太字の参照番
号の部品は、本文中の図には記載されていません。
フロントホイールの取り外し
車体を適切な方法で支え、ホイールが地面から浮くようにします。
2本のキャリパー~フォークレッグ固定スクリュー(A)を緩め、 フロントブレーキキャリパー(B)を 取り外します。
もう一方のキャリパーも同様の手順で作業をします。
キャリパーはホースから切り離さないで下さい。
警告
キャリパー分解時はブレーキレバーを操作しないで下さい。 ブレーキパッドプッシュピストンからフルードが漏れる原因にな
ります。
参考
図にはフロントマッドガードを取り外した状態が示されています。 マッドガードを取り付けたままの状態で作業をする事も出
来ます。
ホイールシャフトの左側にあるナット(1)を取り外します。
フォークレッグのシャフトピンチボルト(2)を緩めます。
左側からホイールシャフト(8)をプラスチックハンマーでたたき、反対側から抜き取ります。
ホイールを抜き取り、左側のスペーサー(3)を回収します。
フロントホイールのオーバーホール
フロントホイールベアリングのオーバーホール
ベアリングを洗浄し、脱脂します。寸法点検の前にホイールハブベアリングの摩耗を点検します。ベアリングがベアリング
シート内にある状態で摩耗を手で点検します。 インナーリングを回します。 半径方向および軸方向の遊びを点検します。過度の遊びは振動および車体不安定の原因になりますので、ベアリングを交換する必要があります。 ホイールハブからのベアリング(5)の取り外しは、以下の手順で行ないます。
べアリング(5)のインナーリングにドリフト(A)を取り付けます。
ベアリングが外れるまで、ハンマーで軽くたたきます。 ベアリングが平行を保つように場所を変えてたたきます。
重要
一度取り外したベアリングは再使用しないでください。 ベアリングを取り付ける前に、座面に汚れ、かじり、および損傷がな
いことを確認してください。
ベアリングシートにグリースを塗布してから、ベアリングを取り付けます。
警告
ブレーキ効力が落ちる原因になりますので、ブレーキディスクのローターをグリースで汚さないように気を付けて下さい。 ベ
アリングのアウターリングのみに力がかかるチューブラードリフト(B)を使用し、ベアリングを完全にシート部に圧着させます。 スペーサー(6)を2個のホイールハブベアリングの間に忘れずに取り付けます。
参考
修理、メンテナンス、およびオーバーホール作業後は、ホイールバランスを点検し直してください。
フロントホイールシャフトのオーバーホール
ホイールシャフトのひずみを点検します。
定盤の上でシャフトを回転させ、フィラーゲージを使用して最大ひずみ量を測定します(セクションC1.1、
フロントホイール
参照)。
フロント/リアホイールリムのオーバーホール
ベアリングの状態を点検した後、以下の手順でリムを点検します。
リムの亀裂、かじり、および変形を目視点検し、必要であればリムを交換します。
ホイールシャフトをホイールに挿入し、2個の定盤の上にシャフトを配置します。
ダイヤルゲージを使用し、リムの横振れ、およびホイールシャフト軸に対する偏心度を測定します(セクションC1.1、
フロントホイール
参照)。
測定値が限度値以外の場合は、リムを交換する必要があります。
フロントホイールの取り付け
全ての点検を終えた後、ホイールを以下の手順で取り付けます。
ホイールハブの内側をグリースで潤滑します。.
ホイールシャフト(8)の軸部とスレッドを潤滑します。
フォークレッグ間にホイール一式を取り付けます。
警告
フロントホイールは、リムの矢印が前進回転方向を指すよう取り付けます。
右側からホイールシャフト(8)を挿入します。
ホイールと左フォークレッグの間にスペーサー(3)を挿入します。
ホイールシャフト(8)上にツール(部品番号:
8000.70139
)を配置します。
ツールのペグをフォーク底部の専用ノッチに挿入し、シャフト(8)をホイールハブの奥まで入れます。
ロックナット(1)のスレッドおよびヘッド下部にグリースを塗布してから、ホイールシャフト端部に取り付けます。
ナット(1)を規定トルクで締め付けます(セクションC3、
フレーム締め付けトルク一覧表
)。
スクリュー(A)のヘッド下とスレッドにグリースを塗布します。
ブレーキキャリパー(C)スクリュー(A) 2本を仮締めします。
さらに、スクリュー(A)を規定トルクで締め付けます(セクションC3、
フレーム締め付けトルク一覧表
)。
もう一方のキャリパーも同様の手順で作業をします。
キャリパー内でブレーキディスクが円滑に回転するかを点検します。
ピンチボルト(2)を締め付ける前に車体を地面に下ろします。フォークレッグがホイールシャフトに適切に着座するよう、ハ
ンドルバーを上下に動かしてサスペンションに荷重をかけます。
ピンチボルト(2)を潤滑します。
ピンチボルト(2)を1-2-1の順に規定トルクで締め付けます(セクションC3、
フレーム締め付けトルク一覧表
)。
G